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学校生活の様子

  • 「戴灯式」
  • 第51回戴灯式が、平成28年10月29日(土)に行われました。
  • 第51回生44名が晴れ渡る空のもと、戴灯を受けました。
  • 入学して半年が経ちましたが、全員で「ナイチンゲール誓詞」を唱和し、
  • 看護師になる決意を新たにした、晴々しい式となりました。


school01      「自分が目指す看護師とは」~私にとっての看護師~

                                                          酒井 真由

私が看護師になりたいと思ったのは、人の為に働きたいと感じていたからだ。
看護師の仕事に憧れを持ちつつも踏み切ることができず、医療事務や看護助手をしているうち、自分にできる仕事に限界を知った。
もっと、患者さんの力になりたい。もっと支えることのできる仕事がしたいと思うようになっていった。

昔、私が病気で入院したのはとても暑い真夏の時期で、ずっとベッドの上で本を読む気力もなく外の気温もわからずに、
ただ天井を眺め人の声を聴いていた記憶がある。そんなとき、私を気遣ってくれる一人の看護師がいた。せわしなく動き回り、
声をかけるのも躊躇してしまうほど、忙しそうで何か言うのは申し訳なく思っていたところ、「ずっとお風呂に入れてないから気持ち悪いでしょう?お風呂に入りたい?」と聞いてくれた。

お風呂、一人で入れます。と言ってみたものの、ベッド上安静の期間が長かったせいか、いざベッドを降りてみると
一人で上手く歩けないことに驚いた。結局看護師さんにお風呂に入れてもらうことになり、子どもじゃないのに人の世話になっている
と思うと情けなくなった。しかし看護師さんは嫌な顔一つせず、丁寧に接してくれた。その行為がとても自然で業務的でなく、
お風呂に入れた以上に心が綺麗にさっぱりした。そのとき、看護師の仕事は患者さんの病気をみるだけでなく、
心を救ってくれたような気がした。

今私は、渋谷区医師会附属看護高等専修学校で懸命に学び、「誰かの役に立ちたい」「心のちょっとした悩みを聞いてあげたい」と
切に感じている。命を救うとか、大層なことはできないかも知れない。けれど、少しでもほっとできるような、ちょっとした悩みを打ち明けてみようと思ってもらえる、寄り添う看護がしたいと思う。

毎日の学びを実際患者さんの前で白衣を着て立った時、思いやりや優しさを持って、実践的な看護ができるよう、戴灯式前に身の引きしまる思いでいる。


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